日本政府は腕をこまねいているだけ

2018年10月26日金曜日

国際政治 人権

艦隊
内戦下のシリアで拘束され、3年4か月振りに解放された安田純平氏に関する妥当な考え方は、次のようになると思います。

彼はフリーのジャーナリストとして、明らかに危険な地域に自己判断で行かれた訳ですが、自己責任云々に関係なく、拘束されますと、日本政府は成り行きを見つめるだけになります。

テロリストが身代金の要求目的で日本人を拘束した場合、日本政府は、基本的に、身代金の支払いを拒絶します。

その理由は、もし、日本政府が身代金を支払いますと、それを目的とした日本人の拘束が世界各地で行われる可能性が高まるからです。

ビジネスや観光で海外の多様な地域にいる日本人たちの身に危険が及ぶことになります。

更に、拘束された日本人救出のために武力を行使することもできません…憲法下で許可されていないという解釈です。

日本国は、他の独立主権国家とは異なる制約下にあります。

腕をこまねいてる

つまり、日本国民は国内では、不当な身の危険から守られますが、海外では運を天に任せるという面があるのです。

要するに、身代金目当てで拘束された日本人が、日本政府に助けて下さいと訴えても、日本政府は腕をこまねいているだけなのです。

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