日本外交の平和ボケ…過去形?

2019年4月21日日曜日

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外務省の大きな表札と建物
たまたま拝見しました2012年1月17日付のコラム「日本人の中国観 3つの盲点」に、余りにも日本外交は浮世離れしていたという現実を突きつけられてしまった気分にさせられてしまいました(-_-;)

上記コラムの筆者は、既に退任されておられますが、外務省で駐在大使のご経験も長かった方ですので、彼の考え方は現代の日本外交に共通するものだ/だったと思います。

筆者は、社会・地域格差、抗議活動、知的所有権侵害問題及び食品の安全性問題等に対する見方を書かれてますが、まあ、それらは、単に、認識不足からくる見方であって、珍しいことではありません。
大使のご経験者に認識不足と申し上げることは適当ではないかもしれませんが、彼らは動じない筈ですので、問題ありません(^-^;

しかし、そのコラムの中の歴史問題の結論は、ちょっと見逃せませんね。
それは、
「歴史歴史と中国が主張するからとて、日本人がいきりたつのはいささか大人げないのではあるまいか」
というものです。

唖然としてしまいましたね(-"-)

余りにも中国を小馬鹿にした考え方です…国際政治の世界では、中国は未だ成長しきれていない子供だと言っている訳ですから、まあ、失礼極まりないとも言えますでしょうね。

これこそが、正に、平和ボケの典型的な例だと言えます。
私のような庶民が平和ボケであるなら、それは喜ばしい限りだと思いますが、行政の立場におられる方が平和ボケでは…笑い話にもなりません。

彼は、中国を甚だしく過小評価をなさっております。
中国の社会・地域格差、抗議活動、知的所有権侵害問題及び食品の安全性問題等とは、日本は、しようと思えばあるいは、没交渉にすることも可能なのかもしれませんが、こと歴史問題となりますと、そういう訳にも参りません。

歴史問題は、中国が日本を直接責めている/攻めている問題なのですが、金銭的な賠償を日本政府に直接要求しているというお話は聞いたことがありません…尤も、私が知らないだけなのかもしれませんが…
私は、敗戦国日本に対する賠償問題終了に毛沢東が合意したことが生きているのだと思います…韓国とは大きな違いですね。

思いますに、中国は、日本をアジアおよび世界の舞台で孤立させる、あるいは、地位を下げて影響力を発揮させないという戦略に歴史問題を利用しているのではないでしょうか。

もし、そうであるなら、大人の対応なるものでもって嵐が過ぎ去るのを待つという日本の外交戦術は大きな失敗をもたらす可能性が高いと言えそうです。

しからばどうするのかと問われるのでしょうが、私は専門家ではありませんので、効果的かつ具体的な戦術を提案することができません。
しかし、少なくとも、世界に向かって日本の論理的で分かり易い説明と方針を世界に発信する努力を続けることが必要だと思います…出来るだけ、中立的な立場にある海外の専門家の支援を取り付けるこが重要だと思うのですが…

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