野外診察…患者と医者の適度な距離

2020年3月3日火曜日

健康 社会問題

葉ボタン三色
葉ボタン三色

高血圧の掛かり付けの医院の院長に…と言っても、医者は一人しかいませんが、彼は私が上海に住んでいることを知っていますので…遠慮して行ってなかったのです。
しかし、さすがに、1か月以上も薬を飲んでませんから血圧は高いままに維持されてますので、その医院に電話をしてみました。

「高血圧でお世話になってます〇〇です。
狭い待合室で待たなくて済むように、今回は薬だけ頂きたいのですが…」

「風邪の症状がある方には、待合室ではなく、外でお待ち頂いてますので、ご心配なさらなくても…」

「いや、先生が嫌がるかもしれませんので…先生は、私が上海に住んでいることをご存じなんです。帰国してから1か月以上は優に過ぎてますので、私は感染してませんけど…」

「ちょ、ちょっとお待ち頂けますか……」と言ったっきり、中々、お待たせしましたが返ってきません。
厄介な患者が来たなと思っているんだろうなあ~とボンヤリと待ってますと…

「お待たせしました。お車で来られますか?」
「ええ、車でも大丈夫ですよ」
「それでしたら、お車で来られて、駐車場に入りましたら、お電話下さい。
駐車場で血圧を測り、お薬もお渡しします」

なんだ野外診察か、医療関係者たちも自己防衛で大変だ…でも、その方がこちらも安全だと思いながら、いつもなら自転車で行く医院に、車で行ったという次第です。

その医院の駐車場に車を停めて、言われた通りに電話をしますと、直ぐに車の窓をコンコンと叩く音がしてビックリしました…
「お車が入ってくるのが見えましたので、直ぐに来ました」と言って受付の人がマスク越しに話しかけてきたのです。

ああ、そうなんですかと返しながら、診察券と保険証を手渡します。
準備が出来ましたら、また来ますと言われ、車を出て、背伸びしながら医院の玄関の方を見てますと、薬剤師のような人が私に手招きをしています。

近寄ってゆきますと、
「血圧を測りますので、上着を脱いで入って来て下さい」
「えっ、外でやるんじゃないのですか?」
「いいえ、処置室で測ります」と彼女は言います。

医院の中に入りますと、中はガラーンとして外来患者は一人もいません…
なるほど、そういうことなので、中で診察することにしたんだと思いながら、診察室の隣りにある処置室に入ってゆきました。

処置室では看護師一人が血圧測定の準備をしています。
院長が入って来ました…いつものように聴診器を当てて診るのだろうと思っても、その院長は私に近づこうとはしません…間隔は2m程度でしたね。
体調は悪くはないという簡単なことを院長に伝え、院長は、そうですか、それなら血圧を測ってみましょうと言って処置室から出て行ってしまいました。

血圧は2回の測定でも高い結果に終わり、看護師は隣の診察室にいる院長に報告しています。
その院長が処置室に入ってきて、
「血圧は、かなり高いですが、何日も薬を飲んでいなかったのでしょう。薬を出しますので、直ぐに飲んで下さいね」
「分かりました。ありがとうございます」

結局、その院長は、私に触るどころか、2m以内に近づくことすらしませんでしたね(^-^;
病原菌扱いのようでしたが…それが当然だと思わされてしまうような状況に、我々は置かれているということですね。

今は菜の花が咲き乱れていますね。

日陰の伸びる菜の花
日陰に伸びる菜の花

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