護憲派と改憲派に内在する矛盾

2020年11月26日木曜日

国際政治 政治

ちょっと毒々しさを感じさせる深紅の寒椿
ちょっと毒々しさを感じさせる深紅の寒椿

平和憲法を守るという護憲派の方々と現在の憲法は日本国民の意思によって作られたものではないので作り直すべきだと主張する改憲派の方々がおられます…両派とも筋が通っているようにも思われます。

ただ、作り直すべきだと主張なさる改憲派の方々の中には、日本が生き残るすべは属国のようなかたちで米国に追従してゆくしかないと仰る方々が多いですので、そこに、私は大きな矛盾を感じてしまいます。

何故なら、実質的に属国のような状態に甘んじるのであれば、そこでは国民の意思(総意)など希薄なものとなります。
むしろ、改憲などせずに、前線に送り込まれる可能性を出来るだけ小さくする方が良いかもしれません。

他方、護憲派と言われる方々の中には、米国に従属することを止めるべきだとの考え方を持つ人が多いです。
それなら、日本国憲法は、現実の世界において独立主権国家の土台となれる精神と内容に改憲されるべきです。

今のままでは、両派とも矛盾を抱えたまま吠え合っているだけのように見えてしまいます。

【ご参考】
★くら~いお話…米中の対立の行方

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