軽井沢へドライブ

2020年7月7日火曜日

旅行

 紫色のホタルブクロ(spotted bellflower)…山間部では人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として栽培されることも多い。花色には紫系と白系があり、関東では紫系が、関西では白系が多いそうです。
紫色のホタルブクロ(spotted bellflower)
山間部では人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として栽培されることも多い。花色には紫系と白系があり、関東では紫系が、関西では白系が多いそうです。

軽井沢へ

好天を狙って先日、慣らし運転を兼ね、外環⇔関越道⇔上信越道⇔軽井沢へ行ってきました…走行距離は往復で400㎞弱です。

ベーカリー&レストラン沢村

最初の目的地は昼食をとるための「ベーカリー&レストラン沢村 軽井沢ハルニレテラス」です。

木造の瀟洒なベーカリー&レストラン沢村
瀟洒な造りのベーカリー&レストラン沢村
ベーカリー&レストラン沢村の店内…テーブル席の数は多くない
ベーカリー&レストラン沢村の店内
壁に大きな絵とメニューが掛けられたベーカリー&レストラン沢村の店内2
ベーカリー&レストラン沢村の店内2
自家製酵母のパン屋さんが経営するレストランですね。
食前から美味しい色々なパンが食べ放題ですので、ちょっとオイリーなパスタと合います。
パスタも癖がなくて、見た目以上に美味しいですよ(^^♪
特に、パンが大好きな方には、是非、楽しんで頂きたいレストランです。

木立の中に佇む木造建てのお店
木立の中に佇む木造建てのお店
ハルニレテラスの直ぐ裏にある谷川のせせらぎ
ハルニレテラスの直ぐ裏にある谷川のせせらぎ
散策もできます

木造建ての中にお洒落な店が色々とある
木造建ての中にお洒落な店が色々とある
メイン通り
メイン通り
因みに、ハルニレ(春楡)テラスは、100 本を超える春楡の木立を生かし、9 棟のシックな木造建物を広いウッドデッキでつないだ小さな街で、16 の個性的なショップ・レストランが集う場所と説明されています。

新型コロナウイルス問題の影響など関係ないが如くに多くの人々で賑わっておりました…まあ、大抵の方はマスクをなさってましたがね(^-^;
何故か、犬のペット連れが多かったです…

浅間山麓の鬼押出し園

次の目的地は、活発な活火山である浅間山の山麓にある「鬼押出し園」です。
観光に適した時節ではなく、高山植物の花も殆どない樹海ならぬ岩海のような場所を見渡すだけなのですが、まあ、行ってみようということになったわけです。

《お節介》
溶岩=火成岩(マグマが冷えて固まった岩石)
⇒玄武岩質安山岩と安山岩に分類されるそうです。

  • 玄武岩質安山岩=二酸化ケイ素(シリカ)含有量が52~57wt%
  • 安山岩=二酸化ケイ素(シリカ)含有量が57~63wt%

休園かのようにガランとした押出し園
休園かのようにガランとした押出し園
行ってみますと、休園かなという雰囲気で、人っ子一人見当たりません…広い駐車場に車が数台停まっているいるだけです。

こりゃあ無駄足だったかと思ったのですが、上に伸びている連絡通路の入り口には休園の表示はありませんでしたので、そのまま連絡通路を進んでゆきますと、料金所から中年のおじさんが出てきて「いらっしゃい」と声を掛けてくれました。

鬼押出し園の案内図
鬼押出し園の案内図
浅間山麓に広がる鬼押出し園
浅間山麓に広がる鬼押出し園
高すぎると思わされる料金を手渡して入園したのですが、目に付く人は誰もおらず、閑散とした広大な場所を借り切ってしまったかのような気分にもなれました(^^♪

お店も、休園ではないので申し訳程度に一か所開いているだけでした。

頂が雲で覆われた浅間山
頂が雲で覆われた浅間山
歴史的に回数多く噴火してきたにも拘わらず、今でも活発な活火山である浅間山です…昨年も噴火しましたね。

鬼押出しは、1783年8月5日(江戸時代中期)、天明の大飢饉を増幅する原因にもなった大噴火によって形成されたのだそうです。
因みに、火山の噴火は、火砕流や火山灰等による直接的な被害だけではなく、モクモクと空を覆う煙による日射量低下によって冷害をもたらし、農作物などに壊滅的な被害を発生させるのですね。

鬼押出し園の溶岩だらけの観賞コース路
観賞コース路
奇妙な形をした大きな溶岩
奇妙な形をした大きな溶岩
浅間山麓は溶岩だらけ
溶岩原とでも言えそうな光景
上の写真のように辺り一面、溶岩だらけです。
ですから、岩石自体に興味を持つ方なら別として、雄大な浅間山麓と周囲の雰囲気を楽しむというのが一般的のように思います。

観光コースの途中に屋根付きの休憩所が数カ所ありますが、他に日光を遮る物はなにもありませんので、直射日光対策は必要ですね。

溶岩の上に松が根を張って生えている
石割の松
上に写真は奇妙は光景で、松の木が溶岩に根を張って生えています。
この手のものでは、岩手県盛岡市の石割桜(大きな岩に桜の木が根を張って生えている)が有名ですが、これも木の根が持つエネルギーの凄さを感じさせてくれます。

鬼押出し園の名前の由来は推測の域を出ないようです。
成田山仏教図書館蔵書目録にある『上州浅間嶽虚空蔵菩薩略縁起』によると、浅間山には鬼が住むと言われていたそうですので、里人たちは噴火で鬼が溶岩を押し出したと思ったのかもしれませんね。

天台宗寛永寺別院(浅間山観音堂)
天台宗寛永寺別院(浅間山観音堂)
園の中心付近に建てられたお寺です。小振りで奇麗に建てられてますが、今でも活発な活火山である浅間山が再度大きく噴火しますと、跡形もなく消えてしまうのでしょうね。

そのようなリスクを抱えてまでも営まれる人間の活動には、目的がなんであれ、雑草のような生命力のしぶとさを感じてしまいます。

さて、暑い日差しの中を歩いて草臥れてしまった体を車内のエアコンで休めてから、最後の目的地スーパーマーケット「ツルヤ」で買い物です。

ツルヤ 軽井沢店

スーパーマーケット「ツルヤ軽井沢店」
スーパーマーケット「ツルヤ軽井沢店」
お店側面の入り口で、正面玄関は右サイドにあります。
ツルヤの営業本部が小諸市にありますので、多分、ツルヤは軽井沢に近い小諸出身なのでしょうね。

東京方面から買出しに来られる方々も多そうで、出口には「東京方面」の看板があります。

地元以外の方々にとっての目玉商品は、地元信州の食材、ジャム、ジュース、地ビール・ワイン、お土産を兼ねたお菓子類ですね。

お目当てのジャムが今回は無かったようで、似たような代わりのジャムを買いましたが、ツルヤ独自のジャムの種類が色々とあります。
私も年に1回は信州のジャムをまとめ買いしますが、美味しいですよ(^^♪

ちょっと変わったところでは、安く売られている色々な川魚とキノコですね。
どちらも焼いて食べたら美味しそうです。

最後にお土産を買い揃えて終了です。
出口にある「東京方面」の看板に従って、帰路につきました。


【ご参考】XV Advanceの慣らし運転

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