5Gサービスがもたらす社会経済の歪(1)

2019年11月13日水曜日

社会経済 政治 通信

新利根川べりにポツンと見つけた紅葉
新利根川べりにポツンと見つけた紅葉

米国主導の米中貿易戦争なるものが未だに続いています…どちらも長期化の可能性を示唆していましたので、予定通りなのかもしれませんね(^-^;

最近では、5G(第五世代移動通信システム)絡みの米中対立がかしましいですね。

5Gは、通信能力(通信料と速度)を更に向上させてインターネット空間を更に広げ、そこにロボットやAI(人口知能=人間の知的行為の一部をソフトウエアが代替する⇒社会のサービスにおいて人間の介在が減少する⇒人口減少)を積極的に組み込んでゆけるという通信システムなんだそうです。

韓国と米国は既に5Gサービスを開始ており、中国も今月開始したようです。
日本は来年からの予定ですね。

簡単に理解しますと、いろんな社会活動や日常生活が更に便利になってゆくということですね。
それは大変良いことだとは思いますが、それによって生じかねない社会の歪対策が講じられているかどうかが気になるところではあります…まあ、例のごとく、何もなされていないのでしょうが…

各国の政府は5Gサービスが社会経済を活性化させて景気が良くなることを期待しています。
確かに、その分野は短期的には活性化されるんでしょう…更に6Gに進むという話題もありますので、5Gの次は6G、6Gの次は7Gと続けていゆけば、その分野の活性化は続いてゆくとも考えられるかもしれませんが…

しかし、それによって落ち込んでゆく需要もある筈ですので、社会全体としてはどうなのかという問題が残ります。

 日本の若者たちの自動車離れが言われ始めてから、かなりの年数が過ぎてますが、スマホの普及と同期しているようにも思います。

勿論、その自動車離れの原因は色々と錯綜しているのでしょうが、所得の低迷とスマホの普及が主たる原因だと私は思います。
このように、間接的に負の影響を受ける分野が少なからずあるのではないでしょうか。
また、長期的には、人口の減少がもたらす総需要の減退が社会経済を悪循環に陥らせます。

日本経済は長年停滞し続け、デフレ経済から何とか脱出しなければということで、2%のインフレ率を目標とする金融政策が長期間にわたって続けられてきました…経済学の表面的な理論上では正しいと言われる目標ですが、結果は、惨敗状態の様子ですね。

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