先日、中国からのビュー数が日本からを超えました。
VPN接続をしませんとBloggerにアクセスすることは出来ない筈ですので、不思議な感じもするのですが…
最近は、海外からアクセスは米国と中国が多いですね。
ついでに、中華人民共和国の国旗(五星紅旗)のお話です。
国旗の内容は次のように理解されているそうです。
.背景色の赤は「革命」を示します。

大きな星は「中国共産党の指導力」を象徴します。
次の4つの小さな星は、それぞれ次のような象徴となります。
「労働者」「農民」「小資産階級・愛国的資本家」「知識人」
私には違和感があります…
余りにも差別主義的で、誤解の塊のような発想だと思うのです…階級という言葉自体にも違和感があります。
農民も労働者なのですが、「労働者」と「農民」は区別されています。
多分、「労働者」には、近代工業化文明で働く者という含意がありそうです。
いやそうではない、農民は食糧という国の基幹を支える階級として重要なのだと仰るのかもしれませんがね…
社会主義を標榜している社会主義経済体制下において、愛国的資本家という言葉は理解不能です…社会主義経済には、生産手段を私有する資本家は存在しないのですから…
過渡的な存在だとするなら、国旗で象徴されるようなことにはならないでしょう。
「小資産階級」は、いわゆる、プチブルのことでしょうが、資本主義経済社会において、受動的に(長い物には巻かれろ主義で)その社会で既得権を享受してきたプチブルは大いに非難された筈なんですが…
「知識人」という階級の発想は非常に危険だと私は思います。
神と人間(子羊)の関係のように、「知識人」=選民となり、それ以外は全て家畜という考えになってゆく可能性があります。
そして、大罪を犯すのは、往々にして、知識人ですよね。
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