スバル XV Advanceの考察

スバル六連星

XVハイブリッドのニューモデル

ADVANCE

スバルがXVにハイブリッドのニューモデルを投入しました。
“Advance”いうモデル名です。

考察という程の内容ではないかもしれませ
んが、私なりに、このニューモデルの性質
を考えてみました。

【ご参考】
★ スバルXV e-Boxer試乗の感想

エンジン+モーター

XVは、自然吸気方式の2L(2000CC)エンジンです。
それに、駆動モーターを搭載したのが
ハイブリッドと言われるXV Advanceです。

スバルでは、そのハイブリッド・システム
の電動技術(モーター)を“e-Boxer”と名付けています。

XVは、自動車の種類でSUVに属します。
【ご参考】
★ S U V (Sport Utility Vehicle)

XVのハイブリッドAdvance
スバルXVの新型ハイブリッド車Advance

スバルのハイブリッド

忘れたころにやってきたとも言えそうな
スバルのハイブリッドは、プリウスに代表
されるトヨタの本格的なハイブリッドとは
異なり、電動アシスト付き自転車の範疇と
揶揄されそうな代物です。

しかし、スバルは、立場を弁えているかの
ような工夫をしてきているようです。

特 徴

搭載されたモーター(e-Boxer)

出力が、
  •     馬力:13.6ps、
  •     トルク:6.6㎏f・m
という、非力なモーターですね。

オートバイに例えますと、面白いことに
  •     馬力は150CCクラス
  •     トルクは750CCクラス
と大きく異なります。

トルクを単純な足し算で考えますと、
エンジンのトルクは
19.2kgf・m/4000rpm
ですので、合計トルクは
19.2+6.6= 25.8kgf・m/4000rpm
となります。

このトルクは、エンジンだけのXVの
1.29倍で、2.5Lのエンジンのトルク
よりも少しだけ大きいですね。

馬力の方はどうかと言いますと、
エンジンは、145psですので、単純加算
しますと、145+13.6=158.6psとなります。

この馬力の数字は、エンジンだけのXVの
1.03倍ですが、普通の2Lエンジンの
範囲内ですね

バッテリーはリチウムイオンになり、
モーターだけでの走行距離数が伸びたそう
ですが、非力なモーターですので…
意味が有るのか無いのか…疑問ですね。

燃 費

燃費は、ハイブリッドではないXVがJC08
モードで16㎞/lですが、それより20%改善
された19.2㎞/lとなっています。

しかし、最近は、リッター30㎞を超える
ハイブリッド車が増えてきていますので
かなり見劣りしますよね。

そこで、スバルが言い始めたのが…
スバルのハイブリッドは、燃費よりも
走行性能向上に役立ってます…
という苦し紛れの売り文句です。

走行性能

【ご参考】
★ スバルXV e-Boxer試乗の感想

1.一般道

その走行性能の向上は、既存のXVとの
比較になります。

ハイブリッドのAdvanceが有利になる
範囲は、モーターがアシストする時速
80㎞までです。
それ以上の速度になりますと、エンジン
だけでの走行となります。

つまり、ハイブリッドは、山道も含めた
一般道だけでの勝負となります…まあ、
首都高速を含めても良いでしょうが。

街中や一般道をキビキビ走ろうとしますと
中・低速トルクが大きい車の方が有利です
よね(但し、ガソリン・エンジンの場合)

その観点だけからしますと、Advanceの
走りの方が既存のXVよりも、かなり良い
と言えますが…

しかし、加速の程度を判断する場合に使わ
れるパワーウエイトレシオ(車両重量を
馬力で割った値)を考慮しますと、
車両重量が110㎏軽いXVモデルの20i-Sは
9.35kg/psで、Advanceは9.77kg/psとなり
数字の上では既存のXVの加速度の方が
高いということになります。

この厄介な数字上の対立に結論を出すのが
モーターの性質です。

エンジンの最高出力は、回転数(rpm)に
依存します。

XVの2Lエンジンの場合は、
  • 最高馬力:6000rpm
  • 最高トルク:4000rpm
となっています。

つまり、それらのエンジン回転数より
高くても低くても、馬力・トルクが落ちる
ことになります。

ところが、モーターのトルクの場合は、
回転数ではなく、電流(アンペア)に依存し
ますので、Advanceのモーターは、
アクセルを踏み始めた時から6.6㎏f・mの
最大トルクを出すことが出来るのです…
(セッティング上で出そうとすれば、
というお話ですが…)

6.6㎏f・mのトルクは、重量が235㎏前後
のナナハン(750CCのバイク)を
力強く駆動するだけの能力をもってます。

更に、1トルク当たりの車両重量は、
20i-S:72kg
Advance:60㎏
と、馬力の場合とは逆になります。

従って、走り出しから、モーターが
アシストする速度80㎞/hまでは、
Advanceの方が既存のXVよりもキビキビ
走れるということになります。

2.高速道路

時速100㎞前後で走る場合は、Advanceも
エンジンだけでの力で走行することになり
事情が異なってきます。

ハイブリッドではない既存のXV20i-Sの
2Lエンジンは、馬力もトルクもAdvance
を若干上回っています。

そして、20i-Sの車両重量がAdvanceより
も110㎏軽いのです。

従って、モーターアシストの無い走行では
ハイブリッドではない20i-Sの方が、より
力強く走行できることになります。

また、燃費も同様に、20i-Sの方が有利と
なります。

XV Advanceを好む方

XV自体が総合評価の非常に高い車です。
内外のライバル車と比較した特集記事も
出てますが、総合評価は、並み居る有名
処を抑えて、XVがトップです。

それ故に、わざわざ、電動アシスト付き
自転車のレベルと揶揄されそうな、XVの
ハイブリッド車を買う必要があるのか…
思い悩むところでもあります。

ハイブリッドにするか否かを悩む方は、
兎に角、XVが好きだという人たちでしょうね。

燃費を選択肢とする方は、他の30㎞/l以上
の燃費の車を候補にして、XV Advanceに
は、触手を伸ばさないでしょう。

XVが欲しい方で、一般道を走行する場合が
多く、且つ、駅への送り迎えやチョイ乗り
が平日毎日のようにあるという方には、
XV Advanceをお勧めできます。

街中や一般道で、リニアな加速感を楽しみ
たいという方も、Advanceに適度な満足感
を覚えることでしょう。

山道を走り回るのが好きだという方にも、
お勧めできます。

Advanceを買ってはいけない方は、
年に何回も、高速道路を使用した長距離
ドライブをする方ですね。

スバルのハイブリッドの難点

これは、スバルのディーラーに聞いたこと
ですが、バッテリーの保証期間が明確では
ないようです…未だ、情報不足だけなのか
もしれませんが…

バッテリーの寿命が来て交換となりますと
20万円ぐらい掛かるそうですので、厄介ですよね。

因みに、トヨタでは、ハイブリッドの
バッテリーは10年保証を謳っているようです。
更に、2年間の追加保証もあるそうですの
で、オーナーは安心ですね。

もしも、スバルがハイブリッドの
バッテリー保証期間を10年未満とするな
ら、Advanceに購買意欲が湧かなくなる
可能性は小さくないでしょうね。

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暇を持て余さないように、馬鹿と思われるようなことにでも没頭してしまう性格です。問題は、熱しやすく、冷めやすいことです。従って、座右の銘は「継続は力なり」です。ホーム・ページで詳しくておかしな自己紹介をしています。更新を怠けますので、殆ど見られてませんが(^_^) 次のサイトに子供時代の一端を紹介しています。 http://park7.wakwak.com/~simple/Profile2.html