視点を変えた「改行」

2018年8月18日土曜日

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改行は厄介ですね…右側に螺旋階段

一文中の改行の必要性は世代や書く目的により異なる

その必要性の内容は、あるいは、世代によって、または、書く目的によって異なるように思われます。

少なくとも4年前までは、文中の改行の必要性を感じたことがありませんでした。

むしろ、勝手な改行は止めてくれ、迷惑だ、と思っておりました。

実際に、今でも、仕事上のemailでは、改行しておりません…結構長いメールを書くこともあるのですが…

 世代による必要性

Email中の文を常に改行して書かれる年配の方がおります。

4年前ぐらいまでは、
私は、そのemailに返信する際に、必ず、改行されている全ての文から改行を削除しておりました。

今では、その方の意図が理解できるようになり、そのような失礼なことは止めております。

視力が、近視であれ遠視であれ、衰えてきますと、長文を読むための集中力も衰えます…何方でも、実際に体験してゆくことです。

 仕事では改行無しでも…軽い気持ちで読む際には

仕事では、発揮される集中力が高いので、改行の必要性を感じないのですが、暇潰しに毛の生えた程度の気持ちで書き物を読むことに発揮される集中力は、たかが知れております。

また、そのような集中力は、詰まらなさと疲れ易さによって、極度に低下します。

 内容が詰まらないと思われた時は…

読み手に、内容の詰まらなさで途中退場されてしまうことは、如何ともし難い面があります…詰まる詰まらないの判断要素は多すぎるからです…

まあ、書くことが仕事でもなければ、拘らないことですね…精神衛生上よろしくありません(^-^;

読み手の集中力を多少なりと維持して頂くためには

 読み手を疲れさせる要素を改善する「改行」

ただ、読み手を疲れさせてしまう場合は、ちょっと、問題ですよね。

勿論、読み手を疲れさせる要素も多々あるのでしょう…(最も大きな要素は、文字の大きさだと思うのですが)

それらの要素の幾つかを改善する手助けをする可能性を秘めているのが「改行」だと、近年、理解できるようになりました(^-^;

 例えば、長文を読むと

長い行を、しかも、行間が狭い中で、読み続けれることは、決して簡単ではありません…
勿論、集中力の問題ではありますが…

長い行を読み終わって、次の行に移ろうとする時に、ちょと、確認作業が入ることもあります…情けないですかね(-_-;)

また、それまで読んできた内容を部分的に確認したいと思う時に、長い行だらけの文章では、ちょっと、骨が折れる場合もあります。

 「改行」が読み手の疲れを軽減する

それらの戸惑いを、ある程度、救ってくれるのは「改行」なのです。

上記でお話した年配の方がemailの文で改行してこられた理由も、そこにあります。

長い行を、左右に長く眺めるよりは、短い行を上下に眺める方が楽なのです。

調べたわけじゃありませんので、以下は、私の勝手な推測ですが…

横書きの文章も、上から下方へ読んでゆきますが、行ごとに目の動きが大き過ぎますと、疲れそうです。

あるいは、今でも小説が縦書きであるように、日本文は、上から下に読む方が疲れないのかもしれませんね。

合理的な一行の長さは?

知ったか振りは、したくありませんので…
分かりません…ハハハ。

ここまで書いてきて、知らないはないだろうと怒る方もおられるかもしれませんが…

でも、もし、私が知ったか振りをして、勝手なことを書きましたら、もっと、怒るでしょうね(^-^;

どうせ怒られるなら、少しでも軽い方がイイに決まっています(^-^;

スマホで読む文章は

私がより短い改行を意識しましたのは、スマホで読む場合を考慮し始めたからです。

今では、毎朝、私のスマホ(Huaweiの1800元≒3万円)でYahooニュースを読むのが日課となっております…場所は聞かないで下さい(-_-;)

長い文章だらけの特集記事も読みます。
読み手を考慮した改行などはありません。

それでも、読み辛いと感じたことがありません。

むしろ、パソコンですと、画面一杯に広がった文章を見て、覚悟を決めて読むという感覚に囚われることもあるかもしれませんね。

いわゆる、斜め読みをする時でも、スマホの画面上で、上の方へ文章を送りますので、全てに目が届く感じがし、読みたいと思う部分で止めることが容易です。

 スマホ向けの改行

私のブログの内容は、気楽に、暇な時に目を通してみるという程度のものです。

電車の中、誰かを待っている時、喫茶店に入って目が淋しい時、雑談の話題を探している時、現実逃避をしたい時、などなどが、私のブログにアクセスして頂けるチャンスとなります。

そう考えますと、パソコンよりもスマホの方で読まれる可能性が高くなります…
現状は違いますが…(^-^;

従って、将来性を取ることにして、スマホ用の改行を行うことにしたのです。

まあ、パソコン画面では、レイアウトのバランスが崩れて、ちょと、変ではありますが…気にしないことにしました(^-^;

今使用しているフォントとサイズでは、21文字が一行の限界ですね。

一行で24文字ぐらいが読み易いのかもしれませんが、ワイドのスマホでなければ収まりきらんでしょうね。

最後に

とまあ、たかが改行の件で、長々と書いてしまいましたが、異なった視点から考えてみると、また、面白い見方が視野に入ってくることもあるのでは…
というお話でした。


【ご参考】
★ 文中の改行ーPCとスマホの両方を満足させることは難しい
★ 良かれと思った改行の不都合

追伸(2019年5月20日 )
今では、レスポンシブ(画面の幅によって、自動的に縮小/折り返しを行う)機能が付いているテーマが一般化していますので、スマホの画面を意識した改行は必要なくなってますね。

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