市場の成熟度の違いが消費者心理の違いを生む

真っ赤に成熟したトマト


販売業者が扱わない商品をネットで

昨日、取引先の総経理に面白いお話を聞きました。

高級感のある物干し竿を色々な販売業者に売り込んだそうですが、取り扱ってくれる業者は全くいなかったそうです。

その販売努力は、時間と経費が無駄になるだけかもと思っていた時に、ふと、手間暇の掛からないネット販売でもやってみることを思いつき、ダメもとでやってみたそうです。

そうしましたら、ネット販売で売れ始めたんだそうで…徐々に販売数量も増えてきていると喜んでおられました。

中国の消費者心理のレベル

中国での消費者心理は、
既存の販売業者の意識を超えて変化してきているようですね。

但し、その変化を日本の市場にも当て嵌められると考えますと、ちょっと、問題かもしれませんね。

中国の消費者は、
より安い物、または、より良い物を探す意欲が高いです。
それをネット販売サイトで満たそうとするのが一般的です。

何故かと申しますと、
何件かの販売店へ行く必要のない手軽さは勿論のことですが、販売店には無い新たな商品を見つけることが出来るからです。

成熟度が高くない市場

市場の成熟度が決して高くはない中国では海外からの色々な輸入品が急速に入り込みまた、国内メーカーも追いかけて製造するという状況が続いてきました。

各メーカーが長い時間を掛けて開発努力をした結果として、新商品が市場に出回るというプロセスを経るのではなく、中国には無くて、海外には既に存在し、かつ、好評価を受けている商品を輸入するのですから、市場の発展速度は急激です。

既存の販売店業者が、
その展開速度に追随できなかったとしても不思議ではありません。

成熟している市場

しかし、成熟している市場の消費者は、新たに目にする商品に対して、良い物だという先入観は持ちません。
まずは、手に取ってみたい、試してみたいという気持ちがあります。

市場の発展速度も、
販売店業者がその流れに乗っていられる程度のものだと思われます。

更に、ネットショッピングでは満たされない買物に出かけるという楽しみもあるのかもしれませんね。

後出しジャンケン

蛇足ですが…
店頭で商品を試してみて、それが良い物だと判断すれば、その商品をネットで安く買うという方も少なくないようです。

また、新商品を口コミで判断すると仰る方もおります…が、それは、後出しジャンケンのようなことです(^-^;
誰か物好きな方が、取り合えず買ってみるから分かることですね。


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