政経の本格的な一体化が必要

2017年7月9日日曜日

意見 官僚 国際政治 中国

沢山の手が重ね合わされた上に一体化のロゴ


相変わらず、国際政治は難しいんでしょうね…
やっておれらる現場の方々は各自の国民に対してポーズも取らなければならないでしょうしね。

どんなポーズかと言いますと、
私は一生懸命に正義に向かって努力しております、という素振りです。

国際政治力学上で行われることですので、直接的な殺し合いは表面上ありませんが、戦争をやっているようなものでしょう。

北朝鮮問題が何故イラクのように、良いか悪いかは別問題として、簡単に片付かないのかということは、今となっては、多くの人々が分かっていることだと思うのですが……
表面上では、相変わらず茶番を繰り返していますよね。

力と力の対決の様相を呈してきている米国と中国の対立の中でロシアが中国の後押しをし、米国も後には引けない状況下にあります。

もし、ロシアが中立的な立場をとるなら、多分、米国と中国は落としどころを見つけられた筈です。

米国は、
北朝鮮が大陸弾道弾ミサイルに核爆弾を積んで米国本土を攻撃する可能性が高まって来ているのではという懸念を米国民に抱かせて、いつでも北朝鮮に対する武力攻撃を正当化できる準備をしています。

もし、ここで米国が譲歩するなら、
間違いなく、米国がアジアにおける覇権のために長年に亘って行ってきた莫大な投資が雲散霧消してしまう可能性が高まります……

これは、中国の望みでしょうが、世界を牛耳っている国際金融財閥の許すところではないでしょう。
まあ、、トランプ政権を望んだ米国民たちは、基本的に内向きですので、それを良しとはするんでしょうが…

このように相互の譲歩では解決できない様相を呈してきている状況下で考えられることは戦争ですね。

しかも、当該三国にとっては、
本土決戦ではなく、他国での局地戦になりますから、戦争が起きやすい前提条件は揃いそうです。

日本は情けない程にうろたえているようです…
勿論、我々一般庶民のことではありません…
日本を動かしていると自負している方々です。

このように、日本が直接影響を受ける環境下で国際政治の緊張が高まりますと、如何に日本国の独立性が希薄なものなのかを、日本国民は分かってきます。

日本の総理大臣は米国大統領の番犬ではないのか!?
とも思わされる場面にさえ出くわします。

最近、日本は経済は一流だが政治は三流国だとの報道(結論は、そう考えてはダメだというものです)が中国でありましたが、政治的には三流国だと言われても抗弁しようのない事例が多すぎます。

それでは日本はどうすれば良いのか……
それに対する答えを多くの方々は持っている筈です……が、
その答えが表面化することを遮二無二押さえ付ける社会の中枢を担う既得権の集団がいるわけです。

非現実的なことを初めから考えても始まりませんので、まずは、一流の経済に三流の政治を引っ張り上げてもらうことです。

つまり、政経の一体化を本格的に行うことです。

国民や経済活動を管理する“お上”という意識が強い高級官僚の組織改革が無くして、政経の一体化は先に進まないと思います。

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