徒然に…中国経済

2016年3月16日水曜日

社会経済 政治 中国 評論

ノースポール
ノースポール

しかしまあ~、いろんな経済アナリスト(評論家の一種?)と称される方々が中国経済の現状を分析し、近い将来はどうなってゆくか(実際には書かれていない)に言及しようとしている記事で姦しいです。

そのような現象が悪いということでは、勿論、ありません。
我々に考える視点を与えてくれます…
考えても分からないケースが多いですがね…

ただ、分析内容が、どうも経済的な論理から外れているのでは、と感じさせられる場合が少なくないということが気になります。

どん底にある中国経済は何故崩壊しないのか!?を分析される方々もおられますが、どん底ってなんだ?という点が曖昧なような気がします。

しかし、マイナス成長にはなってはいない状況(6%以上の成長)で、経済がどん底という発想も変ですよね…
尤も、実態はマイナスだと仰る専門家もおられますが。

挙げられることは、精々、国営企業を中心とする重工業の慢性的な過剰設備と地方政府の抱える巨額の借金です。

過剰設備の廃棄は必要だとか、それに伴う失業者の救済がどうのこうのと、一般的には言われているようです。

何故、設備を廃棄する必要があるのでしょうか?
廃棄費用が掛かります…また、市場が回復すれば利用可能になります…
たとえ再整備が必要となっても、新たに増設するよりはマシでしょう、と素人の私などは思ってしまいます。

何故、廃棄をする必要があるかと考えますと、それは、設備がある以上は製造をするからなんでしょうね。
それによって、市場価格は下がり続け、製造企業は赤い字を垂れ流してゆきます。

それでも、何故、減産できないのかという疑問が付き纏います…
今に始まった状況ではないのですから、少しずつ減産を積み上げてきていれば、失業対策も難しくはなったろうにと思ってしまいます。

それは、毛沢東の(高級官僚の誰も信じてはいかもしれないと言われる)共産主義を標榜する国家なるが故の桎梏でしょうね…
莫大な資金をもってしまった中国政府が経済を舐めてきたせいとしか思えません…経済循環なんてどうにでもなると思ってきたんでしょうね。

実際に、各国が経験したオリンピック後の景気後退を北京オリンピック後では経験しておらず、リーマンショックも大規模な市場投資で切り抜けてきております。

また、数百万という大量の失業者が発生しても中国政府は社会問題化するとは思っていないでしょう…
失業者たちが餓死でもすれば、大変な問題になるでしょうが…

どん底の低所得者(1ドル/日の生活)が7,000万人と言われます中国で、数百万の失業者が瞬間的に出ても、物を捨てるのとは違いますから、問題にはならないと思われます…

情報の規制が強められている中国で、広く国民が感知するところまでにも至らないでしょう。

中央政府が地方政府に資金提供して助けていると言われているようですが、だからと言って、地方政府が返済しなくも良いということもないでしょう。
問題の先送りだけのような気もします。

ただ、これは中国独自の問題ではないですよね…
日本では巨額の税金で助けられた民間企業(銀行など)が少なくありませんからね。

ジョージ・ソロス氏がハードランディングは避けられないと仰っておられるようですが、そのハード・ランディングとはどういうことなのか…

失業者が大量に出て、自殺者も多くなり、場合によっては食料配給にでもなることなんでしょうか?
それとも、全体的に生活水準が下がってゆくことなのでしょうか?
…これなら日本自体がハード・ランディングしていることになりそうですが…

まあ、金持ちの不労所得者層が中心となって大きく打撃を受けるようなハードランディングなら、ある意味、申し分ないことだとは思うのですが…
そういう意味ではないのでしょうね。

昔は、大手の企業は潰れそうだと言われ始めてから、潰れるまでに10年は掛かると言われたものです。
中国経済も、そんなような状況かもしれませんね。

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