上海で初めて医者に行きました

2015年5月6日水曜日

健康 中国 料理

診察イラスト


先日、中国で、健康診断以外では、初めて病院に行ってきました。

ドイツ人の医師が経営しているという医院(クリニック)で、日本語が通じ、日本人の医師もおり、日本の健康保険も使えます…
う~ん、使えるというよりは、日本に帰って保険請求が出来るとということですね。

その医院は、大きなビジネスビルの14階の一角にあります…
中は思ったよりは広いですが、いくつもの小さな診察・治療処理用の部屋があり、まるで迷路のように区画されておりますので、私のように初めての人にとっては間違いなく戸惑います(-.-)

受付では、綺麗な日本語がおできになる方もおり、まるで日本にでもいるかのような錯覚を与えてくれます…親切で明るいです。

日本人の保険処理担当の方もおり、年収が2,000万円ぐらいもあるそうです…
日本で仕事することなんて考えられないでしょうね^^;…

下種の勘繰りで、
かなりボロ儲けしている医院なんだなあ~と思ってしまします^^;

担当して下さった医師は、日本語が出来る感じの良い中国人女性でした。
一通りの問診の後、五行陰陽を知ってますかと訊かれました…

言葉程度しか知りませんので、そう答えましたところ、机の引き出しをゴソゴソとかき回して、一枚の小さな紙切れを取り出して私に見せました。

それから延々と5行陰陽について説明を聞かされ、意地悪な質問をしようかなと性悪な気持ちも起こりましたが、グッと我慢をして、ひたすら説明が終わるまでジッと我慢をしていました(-_-;)

漸く高尚なお話も終わり、さて、この先生はこれからどうするのかな?
と思っていましたら、机の上にあった血圧測定器を手に持ち、徐に私の腕に巻きつけて血圧を測定し始めました…

問診の際に血圧を訊かれ、上が140-156程度で、下が90~100ぐらいですと答えた時に何も言わなかった先生が、測定結果を見て、チョット驚いたように、156ですねぇ~、高いですねぇ~と言ったのです…

そんなことは分かってますよ!と言ってやりたい気持ちを抑えて、う~ん、そうですか、高いですか…と言って先生の次の言葉を待ちました。

先生は何も言わずに、引き出しを開けて、ゴソゴソっとビニール袋に入った薬を取り出して私に見せました…
見せられても対応のしようがないので、黙ってますと…

「これは大変良く効く漢方薬です。他の漢方病院では買えません。これを飲み続けると効果が現れ、血圧も下がります」などなどと説明してくれました。

先生、いくらぐらいするんですか?
…漢方薬は上海でも高いですので、とりあえず現金で全額を支払わなければならない私にとっては重要な情報です。

そうですね、1週間分で200元前後になるでしょうかね…
やっぱり、高いなあ~と思いつつ、1か月で800元程度かと計算しましたが、飲み続けなければならないとうことを考えると憂鬱になってしまいました…

漢方薬はチョット厄介です。

先生は、その薬の飲み方も丁寧に一通り説明して下さいました。
今更、お薬は結構ですと断る勇気もなく「分かりましたお願いします」と言わざるを得ませんでした。

ついでに先生は食事の注意事項として、
脂っこいもの、辛いもの、塩分の多いも避けるようにと言いますので、えっ、それって我々が好んで食べる殆どの中華料理はダメってことですよね!?…

広東料理なら大丈夫ですよって、先生はしれっとした顔で教えてくれました!?!?!?

漢方医に行くつもりはなかったのですが、紹介してくれた人が漢方医とも知らずに、友人の友人が務めている病院だからと紹介してくれたという訳です。

診察料と薬代1,310元を支払って待っていますと、大き目の立派な袋に入った薬を持って先生が側に寄ってきました…これが1週間分のお薬です。

1日2回に分けて飲んで下さい…ギョ!
…先生、こっ、これを全部1日で飲むんですか!?…
そうです、そんなに量は多くありませんよ…

多くないって、これで量が多くないって言うなら、量が多いってのは一体どうなるんだ!?と心の中で悪態をつきながらも、分かりましたと言っている自分がおりました(-_-;)

まあ、1,310元も支払ったのですから、薬は飲んでいます。
15種類の袋を一つ一つ開けて中味を丼に入れ、お湯を注いでかき混ぜます…これには結構な手間が掛かります…
大変な作業ではないのですが、物ぐさな自分にとっては厄介です(-_-;)

それで効果は?…1週間飲み続けてみなければ…今のところは分かりません…

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