「歴史認識」と国際政治のパワーゲームはマッチしません

2015年4月29日水曜日

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紅い椿
紅い椿

私のような一般庶民はウンザリしているのではと思っておりますが、本当に際限もなく、東アジアの「歴史認識問題」が欧米を巻き込んで姦しく報道され続けております(-.-)

第二次世界大戦の敗戦国である日本は、いわゆる東京裁判で裁かれ、戦勝国に対してだけではなく、敗戦国として位置づけられた韓国に対しても、慰安婦賠償も含めて、賠償を行ってきたと理解しております…
勿論、それが充分か不充分なのかの議論があったとしても不思議はありませんが…

しかし、歴史認識問題となりますと、これは明らかに学術上の判断に委ねられる課題であるとするのが現代の共通認識ではないでしょうか。

日本を含めた各国の政治的な思わくで、歴史認識問題がマスコミ(素人集団)を巻き込んだ国際政治のパワーゲーム化という様相を呈しております…
あまりにも酷すぎます(-"-)

関係国の歴史学者たちを一堂に会して会議を行う試みもなされましたが、まあ、集まったのは政府の御用学者たちでしょうから、火に油を注いだだけの感が否めません。

関係各国は、
まずは、自国内で歴史学者たちの学術上の見解を統一する必要があります…
勿論、その統一された見解が絶対に正しいとは言い切れませんが、現段階で取り得る手段は他にないと思われます。

その見解を論文形式にまとめて、関係各国が提出し合い、第三者としての欧米の歴史学者を交えて議論を重ねてゆくことが、最終的に認識上で歩み寄れる可能性をもたらすと考えます…
まあ、何方でもお考えになることだとは思いますが…

現実は、政治上の利害関係で素人集団が応酬しあっているだけです…
まあ、日本だけが袋叩きにあっている状況ですが…
これでは歴史認識などという学術的な言葉は使うべきではないと言えそうです。

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