上海での歓楽(3)

ほのぼの風景

中国人女性の逞しさとでもいうようなお話ですが、それが何故”歓楽”なのかと申しますと、KTVクラブのホステスのお話だからです…
まあ、”歓楽”とはチョット内容が離れますかね…

彼女は、昼間は日本食のレストランで働き、夜は日式KTVクラブで働いておりました…三年以上前のお話です。

人懐っこい顔をしたチョット大柄で気風の良さそうな女性で、30歳代の半場ごろかなあ~と勝手に想像しておりました。

口からニンニクの臭いをさせる、ホステスとしては変わったタイプでしたね…(^-^;

以下は、彼女の友人と彼女から聞いたお話です。

彼女は独身でしたが4歳ごろの痩せた男の子がおりました。
ふ~ん、子持ちのホステスなんだ…
と言っても、珍しいことではありません…
30歳を過ぎたホステスの中には子持ちの方々が少なくはなさそうです。

思うに、日本とは違って、中国では、おばあさんがが孫の面倒を見る(母親は外で働く…その”外”が遠く離れた場所であることも多いです)という慣習があるのですから、独身で外で働いているから子供はいない、と思う方がおかしいのです^^;

彼女の出身地は忘れましたが、当時は母親と姉弟の4人とも上海に住んでおりました。
彼女の住居は別でした。

母親と妹と弟の三人は
七宝の方で洋服店(女性用のカジュアル品)を営んでおりました…
儲かっているようには見えませんでしたが、彼らの表情は明るかったですね。

彼女は、仕事場に比較的近いアパートの1室に住んでおり、部屋には、狭いシャワー室と小さな台所とさえも言えなそうな料理台が備わっておりました。
そこに息子と二人で住んでおり、家賃は、月800元と聞きました。

息子は登録しているのかどうか分かりませんでしたが…聞けませんでした…
多分、登録はしてないんだろうなあ、と想像しておりました。

彼女の住居と母親が住む七宝とは結構離れた距離です。
それなら、彼女の母親が彼女の息子の面倒を毎日は見れんだろうと思われるでしょうねぇ~…私もそう思いました…

彼女が言うには、
友達に預けたり、母親に来てもらったりしているんだそうです。

彼女の短期的な目標は、女性用の装飾品店を持って稼ぐことで…
店を持つことは実現したようでしたね…
店に行って見たことはありませんが、彼女の友達から聞きました。

その後、店での販売は売れたり売れなかったりで苦労していたようで…
店を手放すことを考えるような状況にまで至ったようでした。

それから色々と店に並べる商品を考えて苦労しつつも持ち直したと聞きましたが…それからどうなったかは分かりません。

上海では今でも、そこいらじゅうにちっぽけな店があります…
いつの間にか消えたりする店もありますが、新たに出てきます…
かと言って、激しく変化しているような雰囲気はありません。

スーパーを始めとする大型店が増えてきている筈ですが、相変わらず昔ながらの生鮮食糧品市場があり、ちっぽけな店も少なくなってきているという印象はありません。

大型スーパーや家電店が出現して、
昔ながらの店がどんどん閉鎖されていった日本と同じ過程を何れ辿るのか、あるいは、共存の形で小さな店も残ってゆくのか…

中国地方政府の方針次第という点もあり、今のところは分かりませんが、ただ、小さな店で売られている商品の値段が大型店と比べて高いということがないのです…むしろ、大型店の方が高いという傾向があります。

さて、彼女の話に戻りますが、
彼女の息子は日本人とのハーフなのです…
彼女が以前付き合っていた日本人との間にできた子供なのです。

彼女曰く、その日本人の男に愛想が尽きて別れたのですが、別れてから妊娠に気付いたんだそうです。

当然、その男に自分が妊娠したことを伝えたんだろう…
そして、その男に堕胎しろと言われたが、しなかった…
というストーリーを男なら普通は考えますが…そうではなかったのです。

彼女は自分の妊娠をその男に伝えなかったのです…
何故かって…
彼女が言うには、伝えたところでどうなるわけでもなかったようです。

マザコンのような男で、優柔不断な、自分では何も決断できないような男だったと彼女は言います。

彼は独身で、彼と結婚しようと話し合ったそうですが、彼は、最終的に、お母さんが反対するから出来ないと諦めたんだそうです。

単なる口実だろう…
その男は元々、結婚なんかする気がなかったんだろうと思いがちですが、必ずしも、そうは言い切れない面もあります。

私が以前に使っていたKTVクラブで、私も良く知っているホステスが、若い日本人と付き合って(?)妊娠してしまったそうです(意図的?)。
彼女は、その若い男に結婚を強引に迫って、ついには、彼と結婚をしてしまったという話を聞いたことがあります。

その話を聞き、う~ん、彼女ならやりかねんと思ってしまいました^^;
それでも、彼女が幸せになったという噂は聞こえてきませんでした。

ところで、堕胎は中国ではごく普通のことです…
費用も2,000元程度と聞いています。

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★ 上海での歓楽


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