生命保険相互会社の株式会社化 … 遅ればせながら

2009年7月1日水曜日

企業 社会経済 政治

朝露に濡れたマリーゴールド
朝露に濡れたマリーゴールド


生命保険会社の経営状況の悪化を改善するために、株式市場での資金調達を可能にするための法改正が1995年に行われ、その後、三井生命、ソニー生命等が株式会社化されたようです。

今日の新聞にも、第一生命が株式会社化を行う旨の発表がありました。

まあ、儲かる
(経営者連中の個人的な利益も含み)ことなら何でもありの金融業界ですから、何の不思議もないんでしょうが、株式会社の性質が実質的に変わってしまったからできることなんだと思います。

今では、実質的に潰れませんものね…所謂、"民営化"の一種なんでしょうね。

しかし、生命保険という資金をベースにして、リスクの高い市場でマトモな競争に晒されてゆく株式会社とは、ギョッとしませんか?

数十年の長い年数で考えた場合、たとえ生命保険株式会社が倒産しても、何ら不思議なことはないのですからね!?

PS.
書き忘れましたが…
株式会社は有限責任ですので、保険会社が万が一倒産した場合には被保険者との契約は、基本的には、雲散霧消してしまうと思うのですが…

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